すみぞめの墓場

~DIYからプログラミングまで~

塩ビパイプで簡易ハンガーを作る

どうもこんにちは。すみぞめです。

皆さん自宅にデットスペースはありますか。 今日はロフトベットの柵に取り付ける、塩ビパイプでハンガーを作った話を書こうと思います。

材料

今回はあくまで簡易ということなので、材料・値段も簡易です。

  • 塩ビパイプ(1m)
  • 塩ビ継ぎ手 x2
  • 2x4 SPF材 150mm

作り方

1. 塩ビパイプを切る

パイプカッターを用いて塩ビパイプを切ります。

長いパイプ一つと同じ長さの短いパイプ2つを作ります。 長いパイプはハンガー部、短いパイプは支えの部分(差し込み部分(70mm)を含む)になりますので、お好みの長さでカットしましょう。

2. 塩ビパイプをくっ付ける

先程カットしたパイプと継ぎ手を用いて、コの字を作ります。

塩ビ用接着剤等を用いると完全に固定されて取れなくなります。

3. 固定具を作る。

柵につけるための固定具を、SPF材で作ります。

簡単にコの字が2つできるようにケガキをします。このくぼみはベットのフレームの厚さです。

あとはこの通りにカットします。 くぼみ部分は丸鋸を使い無理やり開けました。

きちんと固定して行うとうまくいくらしいのですが、適当にやったのでガタガタ...。 まぁ簡易なのでいいよね...w

次に、塩ビパイプを通すための穴を開けます。今回使用したのはφ13mmの塩ビパイプなので外径は18mmです。なので18mmの穴を開けます。

4.差しこむ

あとは先程作った塩ビを固定具に差し込めば完成です!(できれば木ねじで固定してね)

運用

ベットのフレームにつけるとこんな感じです。 塗装も何もしていないので少しダサいですが、いい感じです。

実際に服をかけてみるとこんな感じ。

結構使い勝手いいです。

終わり

これで今までかけることができず部屋の隅に無理やりかけていた服をきちんと掛けることができるようになりました。今度はもう少し見た目を気にしてみるかな。

ゼミにAironet2700iを導入した話

どうもお久しぶりです。すみぞめです。

前回Aironet3500をゼミに導入した話を書きましたが、やっぱり天井に吊るしたい!acが使いたい!ってことで、Aironet2700iを買っちゃいました(爆)

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Cisco Aironetシリーズについて

皆さんおそらくご存知かと思われますが、世界の多くのネットワーク機器を牛耳っているCiscoが出しているWi-Fiアクセスポイントです。このAironetは業務用APでは世界一位を誇っています。駅やショッピングモールの天井を見ると結構見当たります。

天井を観て"あっ!Cisco Aironetだ! あっ!Yamaha WLXだ!"とか思ってるのはもう病気ですかね。

業務用ということもあり複数台接続・高トラフィック・高密度でも安定した動作をしてくれます。家庭用ではもう使いものにならないです。大人数で利用する際は素直に業務用を選びましょう。

まぁ詳しいことは前回の記事で。

sumizome.hateblo.jp

Aironet 2700iについて

業務用ネットワーク製品・サーバーは新品ではいいお値段しますが、3~5年もするとヤフオク等で中古がだいぶ安く手に入れることができます。オフィス移転やレイアウト変更による機材入れ替えのおかげでしょうかね。

ということで、当時手が出なかった&出物がなかった2700iが手に入るようになりました! 802.11ac(wave1)に対応している・アンテナ内臓で天吊マウンタがついているというのも決め手でAironet 2700iを25,000円程度で落としちゃいました。

これには電源が付属していないため、電源も購入しなければなりません。前回は48VDCを直接挿しましたが、今回はおしゃれにPoE \\\パワー・オーバーイーサネット///しちゃいます!

PoEについて

一つにPoEといっても様々な仕様があります。仕様はクラスとしてナンバリングされており数字が大きいほど強いです。

クラス 受電機器 (PD) の最大電力 給電機器 (PSE) の電力 ケーブル 規格
0 13.0 W 15.4 W Cat5e IEEE802.3af
1 3.84 W 4.0 W Cat5e IEEE802.3af
2 6.49 W 7.0 W Cat5e IEEE802.3af
3 12.95 W 15.4 W Cat5e IEEE802.3af
4 25.5 W 30.0 W Cat5e IEEE802.3at (PoE+)
- 51 W 60.0 W Cat5e UPoE (シスコ独自)

2700iの場合クラス3(IEEE802.3af)でも動作しますが出力が抑えられてしまうため、フルスペックを出すにはクラス4(IEEE802.3at(通称 : PoE+))を使用しなければなりません。

ということでこれまたヤフオクでギガビット・PoE+対応のPoEインジェクタBIJ-POE-1Pを5,000円ほどで購入しました。

buffalo.jp

f:id:sumizome0213:20181016175400j:plain

PoEハブという選択肢もなくはないですが、価格が高いのと、それぞれにVLAN等の設定をするのが煩雑なためインジェクタを購入しました。ヤフオク等には価格の安いインジェクタハブが出回っていますが、100Mだったり、保護回路が入っていなかったりといろいろあるため注意しましょう。

設置

設置はコンクリート壁に行いました。まずは位置決め・ケガキをします。その後、穴を開けアンカーを入れ、マウンタを固定します。あとはこのようにカチャッとはめるだけで設置完了です。

世界につなげたPoEインジェクタと接続し起動!あとはコンフィグを焼いて運用です。

運用

すごくスッキリしました。すごく様になっていますしいいですね。毎日惚れ惚れしいます(オタク) 安定性も特にトラブルもなく運用できています。スピードも54Mbpsの世界から開放されて満足です。これにより大本のほうがボトルネックになっちゃいましたw

おわりに

ということでAironet 2700iを導入したお話でした。個人での導入や少オフィス等の場合はYamahaAPのほうが設定が楽で良いのでしょうが、個人でも割と使えるということもあり、中古相場は意外と落ちません^^; その点、Ciscoは結構落ちてくれますね。

みなさんもCisco Aironetなどの業務用APの導入をしてみてはいかがでしょう。

AmazonDashボタンでIoT①

どうもこんにちは、すみぞめです。最近は30度を超える猛暑続きでもうへとへとです...

ところで、もうすぐでAmazonプライムデーですね。

https://www.amazon.co.jp/PrimeDay/www.amazon.co.jp

今回もAmazonDashボタンが100円のセールやるかなぁと覗いてみると、もうフライングして始まってました。

ってことでAmazonDashボタンを10個大人買いしました。

これだけ買ってしまったのでなにか作らなきゃいけませんね(使命感)

ってことで次回から、AmazonDashボタンを使ったプロダクトをブログに上げていこうと思います。

というわけで次の記事でお会いしましょう。ほんじゃぁ~まったのぅ~!

ノートPC充電棚を作った話

こんにちは、すみぞめです。CISCOの記事を書いてから全然記事を書いてない。うーん良くない。

今回、私の所属しているゼミにノートPC充電だなを作ることにしました。というのも、この惨状。ノートPC置き場に無造作にノートPCが置かれている。それも充電されていない。この状態だと、いざ使いたくなったときにノートPCが充電されておらず、使えないことがしばしば... f:id:sumizome0213:20180506135846j:plain

ってことで、ゼミ員がなんとなく自然に充電して戻してくれるようなノートPC棚を作ることにしました。 f:id:sumizome0213:20180506135724j:plain

以下作り方です。

材料

製作

完成図のように上にノートPCを立てかけられるようにし、下の隙間に、充電器を入れられるようにします。

  1. MDFをカットする
    カットには私物の丸のこを使いました。最初の位置合わせをしっかりやったつもりだが、それでも少しズレが発生してしまいました。新しく買って作る際には、店のパネルソーで切ってもらうことをおすすめします。(パネルソー欲しい。せめて学校においてくれねぇかなぁ)

  2. 穴あけ
    IKEAの鍋ぶたオーガナイザーをMDFに固定するための穴を開けます。構造上、横の隙間幅が決まると縦の隙間幅も固定されてしまうので、慎重に計測して丁寧に穴を開けてください。少し大きめに開けるのがベスト。

  3. 固定
    MDFを木工用ボンドで貼り付けます。MDFは5mmと薄いのでたわみやすい。ってことで真ん中にも入れてたわみすぎないようにします。貼り付けて半日も放置すれば固まってるでしょう。
    f:id:sumizome0213:20180421191303j:plain

  4. 組み立て
    一番つらい作業。先程開けた穴に、鍋蓋オーガナイザーをはめ込み棒で挟み込みます。安いからか、棒の中のナットが奥に入ってってなかなか閉まらないものも...。ネジがいっぱい飛び出てる箇所とうまくペアを組んでなんとかはめ込みます。最悪ネジ穴付近のmdfの暑さを少し削って薄くしてしまってはめ込んじゃってもいいかもしれません。
    f:id:sumizome0213:20180421191403j:plain

  5. 完成
    なんとか完成。なかなかいいんじゃないでしょうか(自画自賛)。 f:id:sumizome0213:20180421191859j:plain

運用

実際に置いてみるとこんなかんじ。なんか秋葉のジャンクPC起動確認ブースみたいw でも自然とPCを充電して戻すいい環境になったと思います。

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これで、治安が良くなればいいなぁと思います。

友人にVolumioを勧めた話

どうもこんにちは。すみぞめです。

最近Spotifyを導入した友人が、ついにネットワークオーディオに興味を持ち始めたので、格安で始められるVolumioを布教させました。そのお話...

Volumioとは

Volumioとは、ラズベリーパイで動かすMPD用のOSです。まぁナンノコッチャってことなのでわかりやすく説明すると、Raspberry Pi に いれるとネットワークオーディオプレーヤーになるOSです。

既成品のネットワークプレイヤーや他のソフトウェアとの違いは、圧倒的な手軽さです。 microSDにVolumioを焼いてRaspberryPiに挿せば導入は終わり。コントロールは専用アプリ、又はWebブラウザ上で出来るため、デバイスを選ばずに追加設定せずに手軽に使えます。プラグインの導入もボタンをポチポチすれば終わる簡単さ。普通にWindowsPCが使える方には簡単にセットアップできます。まぁ具体的なやり方は省略...

お値段もRaspberryPi(5000円程)とUSB電源(1000~)とmicrosd(500円)の合計6500円から始められる激安環境

友人宅に導入

友人は、真空管アンプに自作DAC(SPDIF入力)、CDPlayerをつないでる環境。自作DACを使用して音楽が聞きたいとの希望だったため、RaspberryPiからSPDIFを出力するHATを購入しました。なるべく安くとのことなので安定のAliExpressで購入。

ja.aliexpress.com

1300円ほどとそれなりの価格(まぁだいぶ安いが)。二週間ほどで自宅に到着。

RaspberryPiとMicroSDは少し前まで使っていたPi2 B+と16GBMicroSDを貸すことにしました。

時間がなかったため、Volumioを焼いたMicroSDと必要なものを持って友人宅へ...

友人宅にてトラブル発生

友人宅にて、各種設定をし、Volumioを起動。自分のPCの中に音楽ライブラリがあるとのことなので、共有設定で共有。無事にVolumioで音楽を再生させることができました。

Spotifyが使いたいということで、SpotifyConnectのPluginを入れてあげることに。

SpotifyConnectはSpotifyアプリ(Web,PC,スマホ)から外部の出力先としてVolumioを選択できるプラグイン。今まで使っていたように操作することで音楽を鳴らすことが出来るので直感的でわかりやすいっていうもの(ChromeCast的な)

今までどおりプラグイン一覧からインストールするとトラブル発生。何故か、スマホアプリからSpotifyConnectさせることができない...散々"ネットワークオーディオは便利で直感的でわかりやすいよ"といっていたために友人もこの反応。

同じ悩みを持った人がいないかGitHubのIssueを確認...。ところがそのような問題はなさそう。ん?まてよリストから降ってくるビルド古くね。降ってくるビルドは2018の3月、GitHubの最新安定ビルドは2018年の5月23日。試しに最新ビルドを手動でインストールしてみると、あっさりと解決。

試聴

導入を無事に終えたので、友人の環境でSpotifyで何曲か聞かせてもらった。

普通に音がいい。友人の環境に少し嫉妬してしまった。定位のある曲を聞かせてもらった。

open.spotify.com

自分の環境との差を感じてしまう。私の環境は、JAZZだけはいいがそれ以外はちょっと...の残念な環境。欲張って小さな部屋に大きなスピーカーを導入してしまったのがいけない...。そのせいか定位のある曲が苦手なのだ。真空管アンプと新しいスピーカーが欲しくなってしまう...。

肝心なVolumioも比較はしてないからわからないが、この激安環境でも大きな音質の劣化は感じなかった。ネットワークオーディオを試すには十分な構築だろう。

友人も満足げな様子。自分用にRaspberryPiの購入も検討しているとのこと...これは布教成功ですかね。

後日、長期間利用してみた感想を聞かせてくれるとのことなのでまた次回。

ゼミにCisco APを導入したお話。

この記事は、SPC同好会 Advent Calendar 2017 - Adventarの7日目の記事です。

どうも、すみぞめです。自分の所属するゼミにCisco AP を導入したお話です。

f:id:sumizome0213:20171208231900j:plain

導入前の状態

我々の同好会が"プロコンゼミ"となりました。 それに伴い、部屋が今までの"八畳"ほどから"二十四畳"ほどに広くなりました。また、今年は1年生の勧誘に成功し、いきなり部員が"40人"にもなりました。

そういう事もあって、今まで使っていたASUSの家庭用APでは通信が厳しくなり、新たなAPが必要になりました。

APの選定

APを選定するにあたって、幾つかの条件を考慮する必要があります。

  1. 同時接続台数
  2. 使用可能周波数帯
  3. 安定性
  4. メンテナンス性

メーカーの選定

ゼミの会員は全40人おり、それぞれ"ノートPC,スマホ,タブレット端末"の3台同時接続するとして、計"120台"の同時接続数を確保しなければなりません。

f:id:sumizome0213:20171205103520j:plain (引用 : 同時接続数が多くなると製品ごとの差が大きくなる)

家庭用APだと、グラフのように同時接続台数が多くなると 途端にスピードが低下してしまいます。それに比べ業務用APであるAironetでは、64台でも速さがそこまで落ちてません。これより業務用APを使用しないといけません。

主な業務用APと特徴

  1. Cisco Aironetシリーズ
    • 大規模施設でよく使われる
    • ネットワーク最大手&世界APシェア1位
    • Cisco IOSで管理できる
    • WLC(Wireless LAN Controller)を利用した集中管理型での利用が一般的
    • 保安契約を結ばないと新品購入は厳しい
  2. YAMAHA WLXシリーズ
    • 事務所などの小規模施設でよく使われる
    • 日本の会社なので日本語記事、資料豊富
    • Web設定がまともに使える(一部を除く)
    • 保安契約を結ばなくてもAmazonなどで購入可能
  3. Buffalo AirStationシリーズ
    • 個人向けがクソなので調べる気力が起きない...
    • 個人業務用合わせて日本ではシェア1位
  4. ARUBA
    • 大規模施設で時々導入されている
    • 日本語の資料があまりない

新品で購入することは、保安契約を結べない・高い(1台7~8万する)ため、中古での購入を考えます。 "ネットワーク機器といえばCiscoやろ!!!"ってことでAironetを導入することにします。

製品の選定

Ciscoロゴ世代はあまりに古いので新Ciscoロゴ世代だけで比較します。 最近のAironetシリーズは製品名でグレード・世代がわかります(一部を除く)

例)Aironet 3600

  • 4桁目 : グレード
    • 1 : 小規模向け
    • 2 : 中規模向け
    • 3 : 大規模向け
    • なし : 入門向け
  • 3桁目 : 世代
    • 500
    • 600
    • 700
    • 800

それぞれの具体的な製品の違いはこんな感じです。

//Todo : 表を作る

2.4GHz帯はチャンネル数が少ないため、Wi-Fiの治安が悪い部室では、チャンネル数が多い5GHz帯使わないわけには行きません。

購入

新品での購入は高いので、中古市場から購入します。 Cisco製品を多く取り扱っている店では、だいたい保安契約を迫られてしまうため、ヤフオク/ebayから購入することにします。

Aironetはアンテナや国によってそれぞれAPが違うため、多数の型番が存在します。

例)AIR-CAP3502I-Q-K9

  • 初期FW
    • CAP : LightweightFW(集中管理型)
    • SAP : AutonomousFW(自律型)
  • 製品名
  • アンテナの種類
    • I : 内蔵アンテナ
    • E :外部アンテナ
  • 国別コード
    • Q : 日本(技適あり)
    • UX : グローバルモデル(技適あり)

FWはあとから書き換えられるため、製品、アンテナ、国別コードから選びます。

まず、日本で使用するため技適対応のものでなければなりません。(個人ではなくゼミでの運用ですからね)そうなると国別コードは"Q" or "UX" を選ぶ必要があります。

今回の環境では室内で一般的に利用するため、外部アンテナである必要はないため、外部・内蔵アンテナのどちらでも良いでしょう。ただし外部アンテナ版を購入する場合は、別途アンテナを用意する必要があります。Ciscoのアンテナのソケットは、家庭用のAPのアンテナ端子と違うため、注意が必要です。(おそらく純正以外ない)

これらと、当時販売されていた商品の兼ね合いで、"Aironet 3500 (AIR-CAP3502E-Q-K9)"をヤフオクで5000円で購入し、アンテナをebayで3本セット送料込み5000円で購入しました。

f:id:sumizome0213:20171208231929j:plain

設定

Ciscoの製品は基本的にコマンドで各種設定します。中で動いているのはCiscoIOSというCisco独自のfwなのですが、ルーターなどの製品と同じため情報量が多く、なんとかなるでしょう。

設定にはこれらのものが必要です。

  • USB-シリアル
  • RJ45-RS232C (通称シスコ紐)

f:id:sumizome0213:20171208231816j:plain

まぁ皆さん持ってますよね。

セットアップは全てシリアル通信でコマンドを叩いて行います。 セットアップするにあたって、シリアル通信が出来る環境とconfigファイルをバックアップするTFTPサーバーを建てられる環境を構築し、DHCPのあるローカルネットワークに双方接続して下さい。

APの設定はこれらの資料がとても参考になります。

今回ゼミに導入するにあたり、これらの設定をしました。

  1. AutonomousFW(自律型)への書き換え
  2. enable(管理者モード)のpass変更
  3. hostname変更
  4. ユーザーid・passの変更
  5. 2.4GHz・5GHz wpa2暗号化 最大出力 自動チャンネル設定

それぞれ丁寧に解説しようと思いましたが、大江将史さんの講義資料が有能すぎて、書く意義をなくしてしまったので軽く紹介します。(一部編集)

ap> enable        //特権モードに入る
password: Cisco        //初期設定のpassは"Cisco"
ap# configure terminal        //設定モードに入る
ap(config)# enable secret level 15 ********        //特権モードのpassを"********"に変更
ap(config)# service password-encryption        //passを暗号化
ap(config)# hostname AP2        //hostnameを"AP2"に変更
AP2(config)# username spc password 0 ********        //ユーザーにuser:"spc" pass:"********" を追加
AP2(config)# no username Cisco        //ユーザー"Cisco"(初期)を消去
AP2(config)# dot11 ssid spc24-J        //ssid"spc24-J"を追加・設定モード
AP2(config-ssid)# authentication open        //セキュリティなし
AP2(config-ssid)# guest-mode        //ssidをシークレットにしない
AP2(config-ssid)# #interface dot11Radio 0        //2.4GHz帯(0)の設定モード
AP2(config-if)# ssid spc24-J        //ssid"spc24-J"を割り当て
AP2(config-if)# channel least-congested        //チャンネル自動割当
AP2(config-if)# power local maximum        //出力最大
AP2(config-if)# encryption mode ciphers aes-ccm        //暗号化にする
AP2(config-if)# dot11 ssid spc24-J        //ssid"spc24-J" 設定モード
AP2(config-ssid)# authentication key-management wpa version 2        //wpa 2で暗号化
AP2(config-ssid)# wpa-psk ascii 0 ********        //暗号化pass"********"
AP2(config-ssid)# dot11 ssid spc5-J        //ssid"spc5-J"を追加・設定モード
AP2(config-ssid)# authentication open        //セキュリティなし
AP2(config-ssid)# guest-mode        //ssidをシークレットにしない
AP2(config-ssid)# #interface dot11Radio 1        //5GHz帯(1)の設定モード
AP2(config-if)# ssid spc5-J        //ssid"spc5-J"を割り当て
AP2(config-if)# channel least-congested        //チャンネル自動割当
AP2(config-if)# power local maximum        //出力最大
AP2(config-if)# encryption mode ciphers aes-ccm        //暗号化にする
AP2(config-if)# dot11 ssid spc5-J        //ssid"spc5-J" 設定モード
AP2(config-ssid)# authentication key-management wpa version 2        //wpa 2で暗号化
AP2(config-ssid)# wpa-psk ascii 0 ********        //暗号化pass"********"
AP2(config)# end

最後にこの設定を本体に保存します現在の状況では再起動したときに、この設定が消えてしまいます。

AP2# copy running-config startup-config

また、本体がリセットされたときでも大丈夫なように、tftpサーバーへバックアップしときます。予め保存するファイル名の中身がからのファイルをtftpサーバー内に作っておいて下さい。(この場合は"backup")

AP2# copy running-config tftp://192.168.x.xx/backup

リストアするときは反対にすれば良いです。

AP2# copy tftp://192.168.x.xx/backup running-config 

これが、今回設定した内容(configファイル)です。(一部編集)

!
! Last configuration change at 04:23:30 UTC Fri Mar 1 2002
version 15.3
no service pad
service timestamps debug datetime msec
service timestamps log datetime msec
service password-encryption
!
hostname AP2
!
!
logging rate-limit console 9
enable secret 5 $1$abyj$whQ7FvG4orNEnV1dRDhl0/
!
no aaa new-model
no ip source-route
no ip cef
ip domain name spc-aironet2
!
!
!
!
dot11 syslog
!
dot11 ssid spc24-J
   authentication open 
   authentication key-management wpa version 2
   guest-mode
   wpa-psk ascii 7 ******************
!
dot11 ssid spc5-J
   authentication open 
   authentication key-management wpa version 2
   guest-mode
   wpa-psk ascii 7 ******************
!
!
!
no ipv6 cef
!
!
username spc password 7 ******************
!
!
bridge irb
!
!
!
interface Dot11Radio0
 no ip address
 !
 encryption mode ciphers aes-ccm 
 !
 ssid spc24-J
 !
 antenna gain 2
 station-role root access-point
 bridge-group 1
 bridge-group 1 subscriber-loop-control
 bridge-group 1 spanning-disabled
 bridge-group 1 block-unknown-source
 no bridge-group 1 source-learning
 no bridge-group 1 unicast-flooding
!
interface Dot11Radio1
 no ip address
 !
 encryption mode ciphers aes-ccm 
 !
 ssid spc5-J
 !
 antenna gain 3
 peakdetect
 no dfs band block
 station-role root
 bridge-group 1
 bridge-group 1 subscriber-loop-control
 bridge-group 1 spanning-disabled
 bridge-group 1 block-unknown-source
 no bridge-group 1 source-learning
 no bridge-group 1 unicast-flooding
!
interface GigabitEthernet0
 no ip address
 duplex auto
 speed auto
 bridge-group 1
 bridge-group 1 spanning-disabled
 no bridge-group 1 source-learning
!
interface BVI1
 mac-address f866.f21d.3a30
 ip address dhcp client-id GigabitEthernet0
 ipv6 address dhcp
 ipv6 address autoconfig
 ipv6 enable
!
ip forward-protocol nd
ip http server
no ip http secure-server
ip http help-path http://www.cisco.com/warp/public/779/smbiz/prodconfig/help/eag
!
!
bridge 1 route ip
!
!
!
line con 0
line vty 0 4
 login local
 transport input all
!
end

効果

まだ実際に設置してないので後日... (まだゼミないのDHCPではIPが拾えなくて機能しない...)

終わりに

やっとこさAironetの設定が終わりました。これまではGUIで設定して使ってたのですが、GUIではうまく設定できず2.5GHz帯しか出ませんでした。こう考えるとYAMAHAGUIは優秀ですねw。(CISCOGUIは使えない)

設置されたCisco APはやっぱいいですね。できればアンテナ内蔵・ac対応の2700iとかを、きちんとマウント使って固定したいですけどw

今回は単純に電波を飛ばしただけですが、ルーター・サーバーを含めてゼミ全体のネットワークを一回見直しVLANの構築、冗長性の確保などをして人権のあるネットワークを整えたいと思います。これはいずれどこかのタイミングで...(これも記事書くよ)

なんだかんだ今回始めて、ブログ書きます。 予定をたった4時間過ぎただけ(ハワイ標準時を基準とする)なのでまぁまぁのできかなと思っています()

8日目のSPC同好会 Advent Calendar 2017の投稿者はTemuulan Dulbadrakhですねってあれ、もう投稿されてる!?