友人にVolumioを勧めた話
どうもこんにちは。すみぞめです。
最近Spotifyを導入した友人が、ついにネットワークオーディオに興味を持ち始めたので、格安で始められるVolumioを布教させました。そのお話...
Volumioとは
Volumioとは、ラズベリーパイで動かすMPD用のOSです。まぁナンノコッチャってことなのでわかりやすく説明すると、Raspberry Pi に いれるとネットワークオーディオプレーヤーになるOSです。
既成品のネットワークプレイヤーや他のソフトウェアとの違いは、圧倒的な手軽さです。 microSDにVolumioを焼いてRaspberryPiに挿せば導入は終わり。コントロールは専用アプリ、又はWebブラウザ上で出来るため、デバイスを選ばずに追加設定せずに手軽に使えます。プラグインの導入もボタンをポチポチすれば終わる簡単さ。普通にWindowsPCが使える方には簡単にセットアップできます。まぁ具体的なやり方は省略...
お値段もRaspberryPi(5000円程)とUSB電源(1000~)とmicrosd(500円)の合計6500円から始められる激安環境
友人宅に導入
友人は、真空管アンプに自作DAC(SPDIF入力)、CDPlayerをつないでる環境。自作DACを使用して音楽が聞きたいとの希望だったため、RaspberryPiからSPDIFを出力するHATを購入しました。なるべく安くとのことなので安定のAliExpressで購入。
1300円ほどとそれなりの価格(まぁだいぶ安いが)。二週間ほどで自宅に到着。
RaspberryPiとMicroSDは少し前まで使っていたPi2 B+と16GBMicroSDを貸すことにしました。
時間がなかったため、Volumioを焼いたMicroSDと必要なものを持って友人宅へ...
友人宅にてトラブル発生
友人宅にて、各種設定をし、Volumioを起動。自分のPCの中に音楽ライブラリがあるとのことなので、共有設定で共有。無事にVolumioで音楽を再生させることができました。
Spotifyが使いたいということで、SpotifyConnectのPluginを入れてあげることに。
SpotifyConnectはSpotifyアプリ(Web,PC,スマホ)から外部の出力先としてVolumioを選択できるプラグイン。今まで使っていたように操作することで音楽を鳴らすことが出来るので直感的でわかりやすいっていうもの(ChromeCast的な)
今までどおりプラグイン一覧からインストールするとトラブル発生。何故か、スマホアプリからSpotifyConnectさせることができない...散々"ネットワークオーディオは便利で直感的でわかりやすいよ"といっていたために友人もこの反応。
「Volumioを貸してネットワークオーディオの便利さを覚えさせる」とか言ってたのにうまくスマホと繋がらず、全く役に立たなくてアレ
— うかい (@duck_180A) 2018年6月2日
同じ悩みを持った人がいないかGitHubのIssueを確認...。ところがそのような問題はなさそう。ん?まてよリストから降ってくるビルド古くね。降ってくるビルドは2018の3月、GitHubの最新安定ビルドは2018年の5月23日。試しに最新ビルドを手動でインストールしてみると、あっさりと解決。
鳴った!
— うかい (@duck_180A) 2018年6月2日
試聴
導入を無事に終えたので、友人の環境でSpotifyで何曲か聞かせてもらった。
普通に音がいい。友人の環境に少し嫉妬してしまった。定位のある曲を聞かせてもらった。
自分の環境との差を感じてしまう。私の環境は、JAZZだけはいいがそれ以外はちょっと...の残念な環境。欲張って小さな部屋に大きなスピーカーを導入してしまったのがいけない...。そのせいか定位のある曲が苦手なのだ。真空管アンプと新しいスピーカーが欲しくなってしまう...。
肝心なVolumioも比較はしてないからわからないが、この激安環境でも大きな音質の劣化は感じなかった。ネットワークオーディオを試すには十分な構築だろう。
友人も満足げな様子。自分用にRaspberryPiの購入も検討しているとのこと...これは布教成功ですかね。
後日、長期間利用してみた感想を聞かせてくれるとのことなのでまた次回。